「です」という意味を表すbe動詞には、am・are・isの3つのものがありましたが、「~します」という意味を表すそれぞれの一般動詞にも、2つのものがあります。
たとえば、「話します」という意味を表すspeakという動詞には、speak以外にspeaksというものがあります。speakとspeaksのどちらを使ったらいいのかの使い分けは、am・are・isの使い分けと同じで主語によって決まります。すなわち、主語が
I やYouや複数形の場合にはspeakのほうを使い、主語がそれ以外のHeやKenなどの場合には(もしbe動詞を使うならi
sになる場合)s がついたほうのspeak
sを使うことになります。
(例文)
I speak English.(私は英語を話します。)
You speak English.(あなたは英語を話します。)
He speak
s English.(彼は英語を話します。)
※He(彼は)が主語の場合、もしbe動詞を使うならisを使うので、一般動詞を使う場合にもsがついたほうのspeaksを使う
主語が I ・You以外の1人の人の場合に、動詞につける s のことを
3単現のsといいます。
覚えておこう!
名詞につけるsは、その名詞が2つ以上あることを表しますが、動詞につけるsは、その動作をする人(=主語)が、 I ・You以外のひとりであることを表します。どちらも同じsというアルファベットをつけるので、ゴチャ混ぜにならないように、しっかりと覚えておきましょう!
名詞+s → 名詞が2つ以上あることを表す
動詞+s → 動作をしている人がI・You以外のひとりであることを表す
なお、3単現のsについては、ぼくの書いた「中学英語がゼロからよくわかる本」の「一般動詞の現在形の攻略」を公開しています。練習問題やその解説、sをつけるときの注意事項や疑問文・否定文の作り方などをくわしく説明していますので、参考にしてください。
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