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参考書を使った中学英語の学び方[指導法]「不定詞・動名詞・第4文型」


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攻略47 「人に ものを 〜する」という文(第4文型)(P.96, P.190の基本文258〜260)


「人に ものを 〜する」という内容を表したいときに使う動詞と語順を覚えさせましょう。
※「人にものを〜する」という内容を表したいとき、英語では「動詞 人 もの」といいます。このパターンで使う動詞にはgive (与える),
show (見せる), bring (持ってくる)などがあります。

※この文型で「人」のところに代名詞の me, us , you , him , her , them を書くと、「〜に」という意味で使われることを教えます。

※「ものを 人に 〜する」と言いたいときには「動詞 もの to 人」となります。「人」の前に to を書いて「to 人」になることを教えましょう。

※第4文型ということばについては教える必要はありません。


攻略48 不定詞の名詞的用法(P.138〜141)


「〜すること」という内容を表したいときには、「 to+動詞の原形」を使うことを覚えさせましょう。
※「〜すること」という言葉のカタマリは、主語や目的語や補語として使われるのですが、この段階では目的語として使われるもの、
すなわち動詞のすぐ後ろに書くものだけを教えましょう。

「〜したい」という内容を表したいときには「want to+動詞の原形」を使うことを覚えさせましょう。
※「want to+動詞の原形」は「〜することがほしい」ではなく、「〜したい」と訳すことを教えましょう。


攻略49 不定詞の副詞的用法(P.138〜139, 148〜149)


「〜するために」という内容を表したいときには、「 to+動詞の原形」を使うことを覚えさせましょう。
※「〜するために」という言葉のカタマリは「私はテニスをするために学校に行きました。」のように、日本語では文の途中に書かれますが、
英語では I went to school to play tennis. のように後ろの方に書かれるので注意させましょう。

※この段階では「 to+動詞の原形」が「〜して」という意味を表すことがあることを教える必要はありません。


攻略50 不定詞の形容詞的用法(P.63)


「〜するための(名詞)」や「〜すべき(名詞)」という内容を表したいときには、「 to+動詞の原形」を使うことを覚えさせましょう。
※「〜するための」や「〜すべき」という名詞を説明[修飾]している言葉のカタマリの部分を発見させ、「名詞 to+動詞の原形〜」と
書くことを教えます。

「何か食べるもの」は「 something to eat 」、「何か飲むもの」は「 something to drink 」ということを覚えさせましょう。


攻略51 動名詞(P.118の基本文244)


「〜すること」という内容を表したいときには、「動詞の原形に ing をつけたもの」を使うことを覚えさせましょう。
※「〜すること」という内容は「 to+動詞の原形」だけでなく、「動詞の原形ing」で表すこともできるということを教えます。不定詞の名詞的
用法と同じように、「〜すること」という言葉のカタマリは、主語や目的語や補語として使われるのですが、この段階では目的語として
使われるもの、すなわち動詞のすぐ後ろに書くものだけを教えましょう。

enjoy , finish , stop という動詞の後ろに「〜することを」という語句を書きたいときには動名詞を使うことを覚えさせましょう。
※「enjoy+動名詞」は「〜することを楽しむ」だけでなく「〜して楽しむ」と訳すことがあることを教えましょう。


もっとくわしい教え方やテストに出る問題のパターンと解説を知りたい方には「中学英語攻略マニュアル」をおススメします。
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