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参考書を使った中学英語の教え方「未来形(be going to・will)」


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攻略37 未来を表す表現( be going to +動詞の原形)(P.32)


主語は「~するつもりです[つもりだ]」という内容を表したいときには、主語の後ろに「am[are, is] going to+動詞の原形」を
書く
ことを覚えさせましょう。
※ am , are , is のどれを使うかは主語によって決まるので、P.28の I am , You are …というパターンを口で言わせて確認しましょう。
また、ここでは to のすぐ後ろの動詞が原形になることをしっかりと教える必要があります。

(例) He plays tennis. → He is going to play tennis.

※「~するつもりです」以外に「~するでしょう[だろう]」という意味を表すことがあることも教えておきましょう。

※教科書の進度に応じて「 will +動詞の原形」でもほぼ同じ内容を表せることを教えなければなりません。


攻略38 「 be going to +動詞の原形」がある文の疑問文と答え方(P.52~53, 57~62)


「be going to+動詞の原形」がある文では主語とbe動詞(is, am, are)の順番を入れ替えて[ヒックリ返して]
文の最後に ? をつけて疑問文を作る
ことを確認しましょう。
※「be going to の be は is , am , are だから、主語とヒックリ返って疑問文を作れるんだよ」

と教えてもいいのですが、You are going to play tennis. などの be going to を使った英文を見せて

「疑問文にしてごらん」

「Are you going to …?」

「大正解!教えてないのにできるなんてスゴイ!」

などと教えると、お子さんの自信が深まりますよ。

Is , Am , Are で始まる疑問文には is , am , are を使って3単語で答えることを確認しましょう。
※P.60~61の疑問文の主語を代名詞に代えるパターンの内、2, 3, 4と he , she , it に代えるパターンを確認しましょう。


攻略39 「 be going to +動詞の原形」がある文の否定文(P.63)


「be going to+動詞の原形」がある文の否定文はbe動詞(is, am, are)の後ろにnotを書いて否定文を作ることを
確認しましょう。
※「 be going to の be は is , am , are だから、is , am , are の後ろに not を書けば否定文を作れるんだよ」

と教えてもいいのですが、I am going to play tennis. などの be going to を使った英文を見せて

「否定文にしてごらん」

「I am not going to …」

「大正解!教えてないのにできるなんてスゴイ!」

と教えると、お子さんの自信が深まりますよ。


攻略40 未来を表す表現( will )(P.19~20, 29, 83, 87)


主語は「~するだろう[でしょう]」という内容を表したいときには、主語の後ろに「will+動詞の原形」を書くことを
覚えさせましょう。
※will は can と同じ助動詞なので、動詞の前に書かれることと動詞の原形といっしょに使われる(動詞に3単現のs や es がつかない)
ことを覚えさせなければなりません。この段階(2年生の2学期ぐらい)で、助動詞ということばを覚えさせます。「助動詞はスケベ」に
ついては教えなくても

「助動詞( will や can )は動詞をハダカんぼうにする単語なんだよ」

と教えるだけでも、子供は助動詞の性格を覚えてくれるものです。覚えていない場合は

「助動詞の性格はどんなのだった?」

とお子さんがまちがう度に聞いてあげましょう。ちなみに私は、女のお子さんを教えるときにはスケベとは教えません。

will と be going to がほぼ同じ内容で使われることを覚えさせましょう。

※willとbe going toの違いについて、今の中学生が使っている教科書ガイドには次のように書いてありますので、
参考になさってください。

■ホライズン
「~するつもりです」「~する予定です」という未来の予定や意図は、be going toで表す。
「~するつもりです」はbe going toも使ったが、be going toのかわりにwillを使って表すこともできる。

■サンシャイン
「~するつもりです」と前もって決めていることを言うときは、be going toを使い、「~しようと思う」と
気持ちや考え、予定などを言うときにはwillを使う。

■クラウン
「~するつもりです」と未来のあるときに何かをすることが確実なときにはbe going toを使い、
これからの予定、未来のことについて「~するでしょう」というときにはwillを使う。

攻略39の内容を塾でどう教えてきたかは、「中学英語がゼロからよくわかる本」のPart9 で少しだけ公開しているので参考になさってください。


攻略41 will がある文の疑問文と答え方(P.52~54, 57~62)


主語と助動詞willの順番を入れ替えて[ヒックリ返して]文の最後に ? をつけて疑問文を作ることを覚えさせましょう。
※疑問文を作ることばとして will を新しく教えることになるのですが、先に、これまで出てきた疑問文を作ることばを

「疑問文を作ることばにはどんなのがあった?」

などと確認しておくことが必要です。(答え) is , am , are , was , were , can , do , does , did

Willで始まる疑問文にはwillを使って3単語で答えることを覚えさせましょう。
※No, ~の答えで使う will と not の短縮形は willn'tではなく、won't になることも教えます。私の場合は、いきなり教えずに

「Will you ~? の Yes と No の答えはどうなるでしょう?」

と考えさせるようにしています。

「No, I will not.」

と答えた場合には、

「 will と not を短縮するとどうなると思う?」

とたずね、

「 willn't 」

とまちがった短縮形を言わせます。

その後で、won't について教えると won't を意識して覚えてくれるようになります。


もっとくわしい教え方やテストに出る問題のパターンと解説を知りたい方には「中学英語攻略マニュアル」をおススメします。
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