それでは、これらの3つの特徴が、一般動詞についても当てはまるかどうか、1つずつチェックしていきましょう。
まず、3の特徴についてですが、一般動詞は必ず何らかの動き(動作)を表しているので、これは当てはまりません。
次に、1の特徴についてチェックしてみましょう。
主語には、3つの種類のものがありました。
それぞれの種類の主語を使った例文を書いてみますので、一般動詞が主語で変身するのかどうか、あなたの目で見て確かめてみてください。
主語が I の場合を1、主語が You・複数形の場合を2、そして、主語が三人称単数形(= I でも You でも 複数形 でもないものですよ)の場合を3とします。
例文1 play (する)という動詞を使って
1.I play tennis.
2.You play tennis.
3.He plays tennis.
例文2 sing (歌う)という動詞を使って
1.I sing well.
2.You sing well.
3.He sings well.
さあ、例文1と例文2の英文から、どんなことがわかりますか。
1と2の場合には、どちらの英文も動詞は変身していませんね。ところが、3の場合は、どちらの英文も動詞に s がついています。
気づきましたか?
そうです。これが、一般動詞の変身です
一般動詞も主語で変身するんです。ただし、主語が I や、You・複数形の場合には変身をしません。
変身をするのは、主語が三人称単数形の場合です。この場合だけ、単語の終わりの部分(=語尾と言います)に s がつくという変身をするのです。