中学学習サイトegao21
このページは、入試1カ月前に過去問で20点 しか取れなかった中3に、入試で85点を取らせた 教材の一部です。> 完全版はこちら

Part2 be動詞の現在形の攻略 - 3 -

さて、話を元にもどしましょう。

4つの例文を見て、あなたはどんなことに気づきましたか。

たとえば、例文1では、下線が引いてある単語の右側の語句はまったく同じ Takanori Hidaka です。

ということは、

be動詞の変身を決めているのは、be動詞の左側の語句ではないか」

という(すい)理が成り立ちます。

このような推理を立てられた人は、本当に優秀な探(てい)さんです。その他の探偵さんも、次のことは発見できたのではないでしょうか。


■下線を引いた単語の左に I がある時には、be動詞が am に

■下線を引いた単語の左に You ・ They がある時には、be動詞が are に

■下線を引いた単語の左に He がある時には、be動詞が is にそれぞれ変身しているという発見です。

この発見は、英文が2つずつあるので、確かな証拠(しょうこ)になります。

こう考えてくると、やはりbe動詞の左側の語句が変身のカギをにぎっているみたいですね。


それでは、この発見を元にして次のように整理してみましょう。

☆be動詞が am に変身している時、be動詞の左側にある語句を書いてください。


☆be動詞が are に変身している時、be動詞の左側にある語句を書いてください。


☆be動詞が is に変身している時、be動詞の左側にある語句を書いてください。

さあ、ここまでくればもうわかったも同然ですよ。

ここからは私の出番です。

be動詞は主語で変身する

Part1で勉強したことを思い出してください。動詞の左側にある語句を何と言いましたか?

そう、主語というのでしたね。

be動詞の変身を決めているのは、実は主語と呼ばれる語句だったのです。

ところで、主語になる語句は実にさまざまです。そして、日本語でも、英語でも、主語になれるコトバは、どんどん増え続けているのです。

ですから、主語になれる語句はほとんど無限にあるといえます。

無限に近い数の主語1つ1つに合わせて be動詞が変身していたのでは、新しい be動詞を作るのも、またその変身を覚えていくのも大変ですね。

そこで、英語では主語を3種類に分類し、その3種類の主語に応じて be動詞の変身を決めたのです。


主語と動詞の攻略
一般動詞の現在形の攻略