実際にやってみますね。
(1)の主語は My sisters です。
主語が2単語以上で and がない場合は、最後の単語を見て主語が複数形かどうかの判断をします。つまり、sisters という単語だけで判断するのです。
sisters とい う単語は、sister(妹)に s がくっついて複数形になった( )( s)のパターンです。
主語が複数形の場合、be動詞だったらどんな形に変身しましたか?
「are にヘンシ~ン」
でしたね。
are にはs がついていないので、speak という動詞を使う場合にも s はつきません。つまり、そのままという答えになります。
それでは、もう1問。
(2)の主語は She です。
She という単語は I でも You でも複数形でもないものなので、be動詞だったら is に変身します。is には s がついているので、write という動詞を使う場合にも s がつきます。
よって、答えは writes になります。
これでわかってもらえましたか?
大切なのは、be動詞も一般動詞も主語が三人称単数形(= I でも You でも複数形でもないもの)の場合に s がつく変身をするということです。
この一般動詞に s がつくという変身について、もう少しくわしく勉強してみましょう。
今、あなたが勉強している動詞は現在の動きを表す形ですから、現在形と呼ばれます。
すべての動詞は、主語が三人称単数形で現在形の時には、s というアルファベットで終わります。
これを三単現の s と呼び、英語を教える先生なら誰でもよく使う文法用語の1つなので、必ず覚えておきましょう。
※普通の先生は、三単現の s というコトバを一般動詞についてだけ使われますが、isの s も三単現の s であるということは、この本だけの秘密ですよ。
普通は、動詞の語尾(終わりの部分)に s だけをつけます。
動詞の語尾が sh・ch・o というアルファベットで終わる場合には es をつけます。sだけだと発音しにくいからです。
(例) wash(洗う)→ washes